金子歯科クリニック

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歯がしみると感じたら、まずは歯磨きの見直しを

2012/12/20

毎日寒い日が続いていますね。
今年は特に寒さが一段と厳しくなっているようです。

このような寒い日が続くと、「歯がしみる」と感じる方が多くいらっしゃるようです。
「虫歯の治療はちょっと前に終えたはずなのに何故しみる。」という方は、最近はCMなどでもよく耳にするようになった知覚過敏を疑ってみてください。

実際、虫歯ではないかと来院されてよくよく診察してみると知覚過敏であったという例は少なくありません。
知覚過敏の症状としては、うがいをしたら歯がしみて痛い、寒い時期に歯が外の冷たい風に当たっただけで痛んだ、歯磨きをした時に痛みを感じた、そして熱いものを食べた時でも痛みを感じることがあるようです。
その痛みは一過性のもので、痛みを誘発する刺激を受けた瞬間に痛みを感じ、その後は刺激が消えれば痛みも過ぎ去ります。

この知覚過敏に対して、当院では患者様の症状に合わせて最適な治療をご提案しますが、まずおひとりお一人がご自宅でできることとしては、歯磨きを見直してみるということがあります。
歯ブラシに歯磨き粉をつけすぎていませんか。

また、力強くゴシゴシ磨いていませんか。
そのような間違った歯磨きで歯の表面を傷つけ、その後の冷水でのうがいで痛みが引き起こされる場合もあるのです。

とりあえず1週間から2週間程度、歯磨きの際には歯磨き粉をやめて水だけにしてみてください。これだけで痛みが軽減するという方は多くいらっしゃいます。
忙しくて病院に行かれないという方は、まずはこの方法を試してみてくださいね。

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